薬剤師として働き始める先として最も多いのは、さまざまな経験ができる病院でしょう。けれど、昨今、病院の薬局は縮小傾向にありますので、調剤の経験を積みたいなら、最初から調剤薬局に就職を希望するという手もあります。
いずれにしても、ある程度の年数を経て仕事に慣れてきたら、そろそろ違う仕事をしたいと考え始めることも多いでしょう。薬剤師が転職の際に履歴書を作成するにあたり、その書き方でもっとも悩むのは、転職理由だと思われます。
もっとも理想的なのは、今までの仕事が嫌になったわけでなく、単にもっと経験を積みたいという気持ちから転職する場合です。これなら嘘偽りなく、志望動機の欄にきちんと記入できるでしょう。問題は、給料がもっと多くほしい、職場の労働環境や人間関係が悪いなどのネガティブな理由で辞める場合ですが、そんな場合も履歴書にはあくまでポジティブな言葉を並べるのが、薬剤師としても正解です。
どの職種でもそうですが、履歴書の内容は合否の重要な判断材料になります。嘘や誤大は御法度ですが、自己アピールはどんどんするべきではないでしょうか。採用担当者の記憶に残る履歴書を書くには、どうすれば良いのでしょうか。
そんな中、やはり薬剤師の転職は別格ではないでしょうか。転職経験がマイナスになることがない分、自己アピールが巧みに表現されています。どのような動機で転職に至ったのか、自分は次の職場で何を為し遂げたいのかを書き印すことが重要ではないでしょうか。
引く手あまたの状況が続いている薬剤師ですが、自信過剰にならずに己を表現することが採用に結び付くのではないでしょうか。人気の就職先としては、以前は総合病院でしたが、現在は調剤薬局が注目を集めているようです。
最もホットな業界で、求人数も右肩上がりで伸びています。